さあ、いよいよ茶会の日がせまって参りました。
ここで、はたと不安になります。
「自分は、いったいどんな服を着て茶会に行けばいいのだろう・・?」
ここでは、そんなあなたのための、茶会の服装について見ていきます。
亭主(主催者)側の着るものと、客側の着るもの
まず第一に考えるのは、あなたは『亭主側』か『客側』か、ということです。
亭主側はおもてなしするほう、客側はお客様です。
その違いによって、着るものも変わってくるのです。
結婚式に例えますと、『新郎新婦・親族側』か『ゲスト側』か、という違いですね。
ではまず、お運びさんや水屋のお手伝い、お点前さんなど、亭主側の場合から見ていきましょう。
『お運びさん』の場合
・着物で参りましょう。
・着物は流派によりますが、女性の場合は『紋付色無地・付け下げ・訪問着』がふさわしいでしょう。初釜などは、特に華やかに装います。若いお嬢さんは『振袖』でお運びすることもございます。
・男性の場合は『紋付袴・十徳』で参りましょう。十徳は『茶名以上』の男性が許されるものですから、そこはお気を付けください。また茶名以上であっても、若い方は紋付き袴を推奨される場合もございます。
『水屋のお手伝い』の場合
・洋装でも大丈夫です。裏方ですので、水屋着(着物エプロン)、割烹着、エプロンなどを持たれた方が良いですね。
・洋装の場合は、表には基本的に出られません。
・洋装とはいえ、あまりカジュアルなものはNGです。男性はスーツ、女性もスーツやワンピースに準ずるもので参りましょう。
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