茶会.jpでは、みなさまから『茶道・茶会の体験記』を寄稿頂いております。
本日の寄稿はKさんです。
高校部活で感じた茶道の空間とは・・?
Kさんの茶道・茶会の体験記
高校の部活で裏千家のお茶の作法を教えて頂きました。
抹茶は当時、今のように有名でなく、抹茶ラテ、抹茶アイスなどもありませんでした。
私は甘いものが、あまり得意でもなかったことや、緑茶が好きだったこともあり、友人に誘われてお茶の道に片足を入れさせていただきました。
抹茶ほにゃららと違い抹茶はたてかたにより苦味も強くなります。お茶菓子の取り分け方、お辞儀の仕方など、日本人なのに知らない、日本の作法もてんこ盛りでした。
一つ一つの動作をゆっくり丁寧に、味わっていただく方に魅せながら、仕立てていきます。
お茶のお菓子の名前や名前、棗の名前に、茶器の名前など、一つ一つの道具や飾りに銘があり、貴方を私の持てる精一杯でおもてなしさせていただいております。と表しているようです。
おもてなしの茶菓子にもお土産として定番の饅頭やら、焼き菓子なりいろいろありますが、美しい練り菓子も茶会では見ものです。
また茶器にもいろいろあり、萩の七変化など使えば使うほど色を重ね深くなるものもあります。
追われて追われてと言う世情ですが、焦ってしまっては、味わえないのが茶道の世界です。心にゆとりを、じっくりゆっくり時を感じつつ味わっていただきたい時間だと思います。
Kさん、貴重な体験記をありがとうございます!
まとめ
・日本の作法を知ることが出来る。
・甘いものが苦手でも大丈夫。
・緑茶好きには、もってこい。
・亭主の心づくしのもてなしを感じることが出来る。
・美しい菓子が茶会での見もの。
・萩の七変化など、使えば使うほど味わい深くなる道具たちも面白い。
・心にゆとりが持てる。
・抹茶は点て方によって、苦みも強くなる。
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